高校に入って成績が急降下…部活生が高1でつまずく3つの理由
高校に入って成績が急降下…
部活生が高1で
つまずく3つの理由
― 中学までのやり方が通用しなくなる、最初の壁です ―
この記事のポイント
- ●高1でつまずく3つの理由
- ●保護者がやりがちなNG対応
- ●成績を立て直す3つの関わり方
- ●よくある質問
-
…
「高校に入ってから、テストの点数が急に下がった」
-
…
「部活が本格化して、帰宅後は寝てしまう日が続いている」
-
…
「赤点や補習になるのではと、不安になる」
高校に入学した部活生の保護者から、こうした声をよく聞きます。決して珍しいことではなく、多くの家庭が同じ壁にぶつかっています。
中学では上位だったのに、高校に入ると順位が大きく下がる。そんな経験をする生徒は少なくありません。周りの生徒のレベルが上がり、授業の内容も一段と難しくなるためです。慣れない環境で、自信をなくしてしまう生徒もいます。
ここで大切なのは、「うちの子は勉強が苦手になった」と結論づけないことです。多くの場合、原因は能力ではなく、環境の変化に勉強の方法が追いついていないことにあります。
高1の成績の急降下は、
多くの部活生が通る道です。
原因を整理すれば、
立て直す方法も見えてきます。
学校によって事情は異なりますが、高1の部活生がつまずく背景には、次の3つがよく見られます。どれか一つではなく、重なって起きることも多いのが特徴です。
授業のスピードと難しさが上がり、中学のやり方が通用しない
高校の授業は進度が速く、内容も抽象的になります。テスト前の詰め込みで乗り切れた中学と違い、日頃の積み重ねが点数に直結します。特に英語や数学は、一度つまずくと後の単元に響きやすい教科です。
部活の練習量が増え、勉強時間と体力が足りなくなる
高校の部活は、練習時間も強度も中学より増える傾向があります。帰宅後は疲れ切ってしまい、勉強どころではない日が増えていきます。通学時間が長くなり、さらに使える時間が減る家庭もあります。
提出物や小テストの管理が、本人任せになる
高校では自己管理が求められる場面が増えます。声をかけてもらえなくなる分、提出の遅れや小テストの取りこぼしに気づきにくくなります。小さな取りこぼしが積み重なり、気づいたときには大きな差になっていることもあります。
心配なあまり出てしまう言葉が、本人の自信をさらに下げてしまうことがあります。
- 「中学では良かったのに」と、過去と比べる
- 点数だけを見て、原因を聞かずに叱る
- 「部活を辞めたら?」と、極端な選択肢を出す
- 「赤点さえ取らなければ」と、目標を下げてしまう
⚠ 注意点
成績が落ちて一番ショックを受けているのは、本人です。まずは責めずに状況を聞き、一緒に原因を探す姿勢が何より大切です。「どうしたい?」と本人の考えを聞くことから始めましょう。
点数より先に、「何が変わったか」を一緒に整理する
教科ごとの点数の変化と、勉強にあてている時間を書き出してみます。どこで差が出ているのかが見えると、対策の優先順位も決めやすくなります。本人と一緒に、紙一枚にまとめる程度で十分です。
教科を絞って、基礎から立て直す
全教科を一度に立て直そうとせず、まずは最もつまずいている1〜2教科に絞ります。必要なら中学の内容まで遡り、土台から固め直しましょう。
評定は高1から積み上がることを、本人と共有する
推薦などの進路では、高1からの成績が評価に含まれることがあります。今の成績が将来の選択肢につながることを、早めに共有しておきましょう。
立て直しは、早く始めるほど負担が小さくなります。まずは状況の整理から、気軽に始めてみてください。一人で抱え込まないことも大切です。
赤点を取ると、どうなりますか?
学校の規定によって異なります。補習や追試が行われるほか、場合によっては部活動への参加に影響することもあります。まずは、学校の成績に関する規定を確認しておきましょう。生徒手帳や学校からの配布資料に載っていることが多いです。
部活を続けながら、成績を立て直せますか?
可能です。大切なのは勉強の量ではなく、優先順位と続け方です。教科を絞り、短時間でも毎日続ける形にすれば、部活と両立しながら立て直していけます。移動時間や練習後の30分など、決まった枠を作るのがおすすめです。
中学の内容に穴がある場合は、どうすればいいですか?
つまずきの原因になっている単元まで遡って、学び直すのが近道です。遠回りに見えても、土台を固めることで、高校の内容の理解も速くなります。恥ずかしがらずに、基礎から確認することが大切です。
推薦を考えていますが、高1の成績は関係しますか?
学校や入試の方式によって異なりますが、高1からの成績が評価の対象に含まれることがあります。志望する進路の条件を、早めに担任の先生などに確認しておくと安心です。今の成績が、選択肢を広げる土台になります。
この記事のチェックポイント
- 高1の成績急降下は、能力ではなく環境の変化が原因のことが多い
- 責める前に、何が変わったかを一緒に整理する
- 教科を絞り、必要なら中学の内容から立て直す
- 評定は高1から積み上がることを、早めに共有する
高校に入って成績が落ちても、そこで終わりではありません。原因を整理し、正しい順番で手を打てば、部活と両立しながら立て直せます。
アカトレには、部活経験を活かした総合型選抜・推薦入試に特化した高校生コースがあります。まずは気軽に無料面談で、今の状況を聞かせてください。
あわせて読みたい