総合型選抜、いつから何を準備すればいい? 高1・高2・高3別のやることリスト
総合型選抜、いつから何を準備すればいい?
高1・高2・高3別のやることリスト
― 素材を作る → 方向を定める → 仕上げる ―
この記事のポイント
- ● 総合型選抜の全体スケジュールを把握する
- ● 高1のやること4つ(素材を作る時期)
- ● 高2のやること4つ(方向を定める時期)
- ● 高3のやること3つ(引退後に一気に仕上げる時期)
- ● 部活生が特に意識すべきこと
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「総合型選抜って、いつから準備を始めればいいの?」
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「高3になってから動き始めても間に合う?」
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「部活が忙しくて、受験の準備まで手が回る気がしない」
高1から少しずつ動き始めた生徒と、
高3の夏から慌てて始めた生徒では、
準備の質に大きな差が出ます。
ただし「高1からフルで受験勉強をしろ」という意味ではありません。
学年ごとにやることは違います。この記事で整理します。
まず全体像を把握しておきます。多くの大学で、総合型選抜のスケジュールはおおよそ以下のとおりです。
出願
高3・9月前後
面接・選考
10〜11月
合格発表
11〜12月
高校1年生
素材を作る評定・部活・英検の土台を作る期間
高校2年生
方向を定める志望校・自己分析・英検2級を確定させる
高校3年生
仕上げる引退後に志望理由書・面接を集中的に完成させる
部活の引退が高3の夏と重なる場合、引退と同時に受験準備をフルで始める必要があります。そのためには高1・高2の間に「素材」を作っておくことが不可欠です。
評定を意識した定期テスト対策
総合型選抜は評定不問の入試ではありません。出願要件として評定平均3.5〜4.0以上を設定している大学・学部は多いです。高1の評定は後から取り戻しにくいため、最初から意識しておくことが重要です。
部活に全力で取り組む
高1の段階では、受験より部活を優先していいです。総合型選抜の自己PRの核になるのは「部活を通じて何を学んだか」です。本気で打ち込んだ経験のほうが語れる内容が濃くなります。今は素材を作る時期だと考えてください。
興味のある大学・学部を「なんとなく」調べ始める
オープンキャンパスに行く必要はまだありません。「どんな仕事に興味があるか」「大学で何を学びたいか」をぼんやり考え始めるだけで十分です。この段階での気づきが、高2以降の志望理由の土台になります。
英検の取得を始める
英検準2級を高1のうちに取得し、高2前半で2級を目指すのが理想的なペースです。部活の移動時間を使った単語確認と、週1回の過去問演習が現実的なやり方です。
英検2級の取得(最優先)
高2の前半、できれば6月試験で2級を確保してください。後半になると部活のシーズンと総合型選抜の情報収集が重なり、英検の勉強に集中しにくくなります。
志望大学・学部の絞り込みと訪問
高2の夏にオープンキャンパスへ行くことを強くすすめます。実際に大学に足を運ぶと「なぜここで学びたいか」が言語化しやすくなります。複数の大学を比べることで、自分の優先順位も見えてきます。
自己分析を始める
「自分はどんな強みを持っているか」「部活で一番印象に残っている経験は何か」「なぜその経験が印象に残っているのか」を書き出してみてください。
うまくまとまらなくていいです。素材を集めておくことが目的です。
志望理由書の草稿を書いてみる
高2の秋〜冬に、志望理由書の第一稿を書いてみることをおすすめします。完成度は問いません。「書こうとしたら書けなかった」という経験が、何が足りないかを教えてくれます。
部活引退前:スケジュール把握と優先順位を決める
引退後にすぐ動けるよう、志望校の出願スケジュール・選考形式・提出書類を事前に確認しておきます。引退してから調べ始めると、時間が足りなくなります。
引退後〜7月:志望理由書の完成と面接準備
引退後の1〜2ヶ月が、準備の質を決める最も重要な時期です。志望理由書を繰り返し書き直し、面接練習を重ねます。第三者に読んでもらい、フィードバックをもらうことが不可欠です。
8月〜9月:出願と最終仕上げ
出願書類の提出期限は大学によって異なります。書類の不備・提出期限の確認を慎重に行ってください。
面接の練習は出願後も続けます。「なぜこの大学か」を自分の言葉で滑らかに話せる状態を目指します。
総合型選抜の準備で部活生がやりがちなのが、「引退してから全部やろう」という先送りです。引退後に一気にやれることには限界があります。
部活をしながらでも進められる3つのこと
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1
評定の維持
日頃の定期テスト対策で積み上げていく。後から取り戻すのは難しい。
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2
英検の取得
移動時間の単語確認+週1回の長文練習だけで十分。毎日少しずつが積み重なる。
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3
自己分析の素材集め
印象に残った練習・試合・出来事をメモしておくだけでいい。引退後の言語化に使える。
この3つだけは部活をしながらでも進められます。
高1・高2の準備が、引退後の2〜3ヶ月を「仕上げ」に変える。
総合型選抜を目指す部活生のポイント
- 高1:評定・部活・英検の準備を同時に進めて「素材」を作る
- 高2:英検2級の取得、オープンキャンパス参加、自己分析で方向を定める
- 高3:引退前にスケジュールを把握し、引退後の1〜2ヶ月で志望理由書・面接を仕上げる
- 「まだ早い」と思っているうちに、準備の差はついていく
「今の学年から何を始めればいいか具体的に知りたい」
部活と受験準備の両立を、一緒に現実的なスケジュールで設計します。