レギュラーから外れて落ち込む子へ。勉強が手につかないときの保護者の関わり方
レギュラーから外れて
落ち込む子へ。勉強が手につかない
ときの関わり方
― 励ます前に、まず「気持ちを受け止める」ことから ―
この記事のポイント
- ●勉強に気持ちが向かないのは自然なこと
- ●やりがちなNG対応
- ●保護者にできる3つの関わり方
- ●よくある質問
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「レギュラーから外れて、家で口数が減った」
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「勉強も手につかず、ぼんやりしている」
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「何と声をかけたらいいのか分からない」
部活に打ち込んできた子ほど、試合に出られない時期は大きな挫折になります。保護者としては、そばで見ていて胸が痛むものです。
そんなとき、「気持ちを切り替えて勉強しなさい」と言いたくなる場面もあるでしょう。ただ、気持ちの整理がつかないまま勉強を求めても、うまくいかないことが多いです。
先に必要なのは、「励まし」より「受け止めること」。
勉強の話は、そのあとで十分に間に合います。
この記事では、気持ちの受け止め方と、勉強を少しずつ再開するための関わり方をまとめました。ご家庭の様子に合わせて、できそうなところから試してみてください。
部活で悔しい思いをしている時期に、勉強へ気持ちが向かないのは珍しいことではありません。背景には、次のような気持ちがあるのかもしれません。
- 頑張ってきたことを否定されたように感じている
- 仲間や周りの目が気になり、気持ちに余裕がない
- 次に何を目標にすればいいのか、見えなくなっている
- うまく言葉にできず、ひとりで抱え込んでいる
本人の努力が足りないわけでも、やる気がなくなったわけでもありません。心が落ち着くまでの時間が、少し必要なだけです。
その時間の長さには個人差があります。数日で切り替えられる子もいれば、数週間かかる子もいます。周りの子と比べず、本人のペースを尊重してあげてください。
家庭が「何も言わなくても安心できる場所」であることが、立ち直る力を支えます。無理に元気づけようとせず、いつもどおりの食事や会話を大切にしましょう。
励ますつもりの言葉が、かえって本人を追い込むことがあります。心当たりがないか、確認してみてください。
- 「部活ばかりじゃなくて、勉強に力を入れれば?」と言う
- 「次は頑張ればいいじゃない」と、すぐ前向きを求める
- 試合に出られない理由を、本人に問いただす
- 他の部員と比べて、気持ちを奮い立たせようとする
⚠ 注意点
部活の起用については、監督や顧問の先生の判断があります。保護者が口を出すより、まず本人の気持ちに寄り添うことをおすすめします。
まず、気持ちを聞くだけにする
アドバイスはせず、「悔しかったね」と受け止めます。話したくないときは、無理に聞き出さず、そばにいることを伝えるだけで十分です。
勉強は「小さな一歩」から再開する
いきなり長時間を求めず、10分だけ、得意な科目だけ、といった小さな目標から始めます。できたことを認めると、少しずつ自信が戻ってきます。
部活以外の「得意」や「成長」にも目を向ける
テストの点数が上がった、提出物を出せた、などの小さな成長を言葉にして伝えます。部活だけで自分の価値を決めなくていい、と気づくきっかけになります。
声のかけ方に迷うときは、次のような言葉が参考になります。
- 「悔しいよね。話したくなったら、いつでも聞くよ」
- 「頑張ってきたことは、ちゃんと見てきたよ」
- 「今日はゆっくりして、明日10分だけやってみる?」
どれも、結果ではなく、これまでの過程を認める言葉です。答えを求めず、本人が自分のペースで話せる余白を残してあげてください。
ベンチで過ごす時間は、決して無駄ではありません。
悔しさを経験した子は、そこから学ぶ力を身につけていくこともあります。気持ちが少し落ち着いてきたら、次の記事も参考にしてください。
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何も話してくれないときは、どうすればいいですか?
無理に聞き出さなくて大丈夫です。普段どおりに食事や会話を続け、「話したくなったら聞くよ」と一言伝えておくと、本人が話しやすくなります。
このまま部活をやめたいと言い出したら?
その場で結論を出さず、気持ちが落ち着くまで少し時間を置きましょう。やめたい理由を丁寧に聞いてから、一緒に考える姿勢が大切です。
顧問の先生に相談したほうがいいですか?
本人が望まない場合は、先に本人と相談してからにしましょう。起用の理由や今後の課題を知りたいときは、本人の了解を得たうえで先生に確認するのも一つの方法です。
その間に、勉強が遅れないか心配です。
気持ちが落ち着くまでは、最低限の宿題や提出物を守ることを目安にします。遅れが気になる場合は、学校の先生や塾など、第三者に相談するのも一つの方法です。
落ち込みが長引いているようで、心配です。
眠れない、食欲がないなど、日常生活に影響が出ているときは、専門家への相談をご検討ください。学校の先生やスクールカウンセラー、医療機関などが相談先になります。家庭だけで抱え込まないことが大切です。
この記事のチェックポイント
- 勉強に向かえないのは、悔しさの表れとして自然なこと
- 励ます前に、まず気持ちを受け止める
- 勉強は、10分などの小さな一歩から再開する
- 部活以外の成長にも目を向けて、言葉にして伝える
悔しい時期は、子どもにとってつらいものです。保護者が慌てずに寄り添うことが、いちばんの支えになります。
勉強の進め方に迷ったときは、まず気軽に無料面談で、今の状況を聞かせてください。