テストで赤点…部活は続けられる?高校生の保護者が知っておきたい考え方
テストで赤点…部活は
続けられる?高校生の保護者が
知っておきたい考え方
― 慌てて叱る前に、まず「事実の確認」から始めましょう ―
この記事のポイント
- ●赤点のあと、まず確認したいこと
- ●やりがちなNG対応
- ●立て直しの3つのステップ
- ●よくある質問
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…
「テストの結果に、赤点の科目があった」
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「補習や追試で、部活に出られなくなるのでは」
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「このまま進級や進路に響かないか心配」
高校に入ると、中学までとは違う難しさに戸惑う部活生は少なくありません。教科数が増え、授業の進みも速くなります。練習で疲れた状態では、勉強の遅れに気づきにくいものです。
赤点を取ったとき、保護者の頭には「部活を続けさせていいのか」という迷いが浮かびます。ただ、まず大切なのは、焦って結論を出さないことです。
この記事では、赤点のあとに保護者が確認したいことと、部活を続けながら立て直す考え方を整理します。学校ごとのルールの違いにも触れますので、ご家庭の状況に合わせて読んでみてください。
叱る前に、「何が起きたのか」を確認する。
赤点は、立て直しの出発点になります。
赤点の背景には、高校生の部活生に起こりやすい事情が重なっていることがあります。
- 練習の疲れで、授業中に集中しきれない日が続いている
- 試験範囲が広く、短い時間では対策が追いつかない
- 試合や遠征が続き、テスト前の準備期間が短くなった
- 分からない単元が積み重なり、質問するタイミングを失っている
どれも、本人の努力不足とは限りません。環境を整えれば、結果が変わる可能性は十分にあります。
赤点の基準や、その後の扱いは学校によって異なります。まずは、次の3点を事実として確認しましょう。
学校の基準と、追試・補習の有無
何点未満が赤点なのか、追試や補習があるのかは、学校ごとに決まっています。生徒手帳や配布資料、担任の先生に確認してください。
部活動との関係に、決まりがあるか
部活や試合への参加に条件があるかどうかも、学校や部によって違います。思い込みで判断せず、顧問の先生にも確認しておくと安心です。
本人が、結果をどう受け止めているか
本人も落ち込んでいたり、焦っていたりすることがあります。まず気持ちを聞くと、原因が見えやすくなります。
心配のあまり、次のような対応をしてしまうことがあります。心当たりがないか確認してみてください。
- 確認する前に「部活をやめなさい」と言ってしまう
- 「だから言ったでしょ」と、過去の話を持ち出す
- 他の子や兄弟姉妹と成績を比べる
- 追試までの勉強を、すべて本人任せにする
⚠ 注意点
部活をやめることで、勉強の時間が自動的に増えるとは限りません。原因を切り分けずに結論を出すと、後悔につながることもあります。
つまずきの原因を切り分ける
「勉強時間が足りなかった」のか、「やり方が合っていなかった」のか、「前の単元が分からないまま」なのか。原因によって、対策は変わります。
追試・補習までの短期プランを作る
追試や補習がある場合は、その日から逆算します。範囲を絞り、1日の分量を小さく決めると、練習後でも続けやすくなります。
次のテストまでの「仕組み」を作る
その場しのぎで終わらせず、毎週の学習時間や確認の機会を決めます。やる気に頼らない仕組みが、次の結果を変えます。
立て直しに必要なのは、長時間の勉強ではありません。短くても、決まった時間に続けられる形をつくることです。
たとえば、練習のある日は15分だけ、休みの日は45分だけ取り組む、といった決め方でも構いません。小さな成功を重ねると、本人の自信も戻ってきます。
スケジュールの組み方や、テスト前の進め方は、次の記事も参考にしてください。
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赤点を取ったら、部活は休ませるべきですか?
一律に休ませるのが正解とは限りません。学校や部のルールを確認したうえで、本人と話し合って決めましょう。休む場合も、期間を区切るなど、見通しを持たせると安心です。
追試に落ちると、進級や進路に影響しますか?
進級の判定や、推薦に使われる評定の扱いは、学校ごとに異なります。気になる場合は、早めに担任の先生へ確認してください。推測で不安になるより、事実を知るほうが落ち着きます。
本人があまり気にしていない様子で、不安です。
気にしていないのではなく、気持ちを表に出せていないこともあります。責める前に、「何が難しかった?」と聞いてみましょう。話してくれたことを、まず受け止めてください。
家庭だけで立て直すのが難しいときは?
学校の先生や、部活の顧問の先生に相談するのも一つの方法です。学習面では、部活の時間に合わせて進められる塾やオンライン学習を検討する家庭もあります。
赤点を取った科目は、どこから勉強し直せばいいですか?
まずは、間違えた問題を見直し、どの単元でつまずいたのかを確認します。前の学年の内容が原因のときは、そこまで戻るのが近道です。範囲を絞って、少しずつ進めましょう。
この記事のチェックポイント
- 叱る前に、学校の基準と部活との関係を確認する
- 原因を切り分けてから、対策を決める
- 追試までは、短い分量で逆算して進める
- 次のテストに向けて、続けられる仕組みをつくる
赤点を取ったことは、本人にとっても不安な出来事です。保護者が落ち着いて向き合うことが、いちばんの支えになります。
部活と勉強の両立に迷ったときは、まず気軽に無料面談で、今の状況を聞かせてください。